あじさい通りは、地域の自慢。
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僕らの住む町内には、あじさい通りという、地元では、ちょっとだけ有名な通りがあります。
その長さわずか120メートル。水路に沿った、車のすれ違いができない道幅の狭い通りです。
しかし、そのたった120メートルの空間に、実は深い深いドラマがあったと昨日知りました。

あじさい通りが生まれるきっかけは、実に36年前。当時、水路に面する道路は、
舗装もされず、しょっちゅうへびが出て、通り沿いに家を構えた、夫婦の娘さんが、
小学校に通うため、家の前を通るのが苦痛なほど、ひどい荒れようだったとのこと。

そんな道をきれいにしながら、いつか花が咲き誇る、みんなが通りたくなる道になるようにと、
願いを込めて、その夫婦が1本のあじさいを植えたことに始まります。昭和48年のことです。
以来36年間、夫婦二人三脚で手入れを続け、この規模になるまで少しずつ広げてきました。

あじさいの咲く6月の一時期だけのために、一年を通して、下草を刈り、肥料をやり、剪定を
します。咲いた時、一番きれいに見えるように、色の違うあじさいをどう配置するか下絵を描
いて、苗を植えていきます。また、咲いた時の色がわかるように、一本一本の茎には、花の
色を示すテープが巻かれ、色に合わせた肥料が施されます。すべては、ふたりの手作業。

最近では校区のまちづくり実行委員会や老人会、地域の有志も加わりはじめ、少しずつ活動
が認知されてきました。また、最近の市報でも取り上げられ、そのきれいなあじさいを見る
ため、人が訪れるようにもなりました。それに伴い、またちがった問題も生まれてきました。

あじさい通りを、みんなで守っていきましょう!なんて、そんな単純なものにはしたくない。
この夫婦の「想い」とその「歴史」を、どう受け止めて受け継ぎ、みんなで共有していくか。
それが、まちづくりであり、活動を続けていくことの根幹、本質かなと、僕は思うのです。

思い込みのメガネを外すと、そこには、実はすごい先輩がたくさんいることに気づきました。
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by sono3106 | 2010-06-21 22:02 | ┗━◇まちづくり
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