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勝負の心得
岐阜が地元の私は、大の中日ファンであります。
そういえば「岐阜は名古屋の植民地」という本が、バカ売れした時期がありました。
まさに名古屋の影響を色濃く受ける土地柄で、20年以上過ごした私は、祖父や父の影響をそのまま受け継ぎました。
そうです、私は「ドラキチ」なのです。(ドラゴンズのキチ○イという意味です。キチ○イは、差別的表現として放送禁止用語にもなっているので伏せておきます。常識を超えて没頭するの意が適切でしょうか。)
九州で行われた中日唯一の公式戦のため、熊本まで行ったこともあります。

その中日は、昨年の流れをそのままに、開幕5試合を4勝とエンジン全開の様相です。
また、ファンとしてうれしいのは、4勝1敗という結果以上に、ドラマチックな試合展開です。
開幕戦は、スコアレスの最終回にサヨナラ満塁ホームラン、続く開幕第2戦は、1点ビハインドのまたもや最終回にサヨナラ2ランホームランでした。

高校野球のように、最後まで試合をけして捨てない姿勢が、筋書きのない劇的なドラマを生んでいるように思います。

昨日のヤクルト戦も、3点ビハインドの最終回2死ランナーなしから、3ランホームランで追いつき、延長10回に勝ち越しました。しかし、同時にこの試合で19三振というプロ野球タイ記録を作っているのです。

名将・野村克也は、ヤクルト監督時代によくこんな言葉を口にしていたそうです。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」。

土俵際のうっちゃり勝ちはあっても、うっちゃり負けは存在しない(してはならない、負けるに足る理由がある)、厳しい勝負の世界の心得だと感じました。
by sono3106 | 2005-04-07 18:54 | ┗━◇ぱぱ
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