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同僚Qの退社
今日で、同僚Qの出社は最後となりました。

4年前、福岡事務所に入社した3人の新人は、同僚Oが2年前に本社へ転勤し、今日同僚Qが辞めることで、ついに私だけとなります。退社する仲間を見送る気持ちは、自分の体の肉をそぎ落とされるような、表現するに耐えられない気持ちです。現在まで仲間として一緒に頑張ってきた労をねぎらい、これから拓ける彼の新たな道を応援することが大切です。寂しい気持ちを抑え、元気に前向きに送り出すことができた、と自分では思います。

そう言っても、この数日は、業務の引き継ぎや完了の確認など、厳しい意見を言うことになりました。我々の業界や企業は、仕事柄個人施工の色合いが強いため、次々と社員が辞め、残っている人間の方が少ない現在の会社では、途中から引き継ぐ業務やアフターフォローが、本来の業務や営業活動に多大な影響を与えています。そんな経験から辞めていく社員には、最後まで責任を全うしてもらう必要があります。それが、社会人としての会社や仲間に対する責任、けじめと考えています。

いま振り返ると彼には、楽しい話をいっぱい聞かせてもらいました。仕事の話題にとどまらず、旅行や滝行、JAZZ、水、お金、楽しい生き方、スピリチュアルな話など、ためになるならない含め(笑)、興味をそそられる話し振りに、私はどんどん引き込まれていきました。なぜかラオスにも一緒に行きました。もつ鍋蒼生弥の横で自転車が立ったこともありました(酔っ払って)。ホームページ、ブログを始めたのも彼の影響です。それに、斉藤一人や本田健、船井幸雄といった人生の手本を教えてくれたのも彼です。

とにかく新しい情報がどんどん集まり、その情報を惜しみなく発信してくれるラジオ局のような存在でした。彼のまわりには、「人」「モノ」「情報」が常に溢れていました。そして手に入れたものを、もったいぶることなくまわりに与える気前のよさがありました。生きていくうえで何が大切なのか、彼にとても近い場所でそれを見続けられたことは幸せなことでした。いままでの感謝とともに、これからの活躍を楽しみにしています。(毎日、ブログを通じてQちゃんのイチニチが手にとるようにわかるので、あまり離れた気はしないでしょう。)
by sono3106 | 2005-04-28 23:59 | ┗━◇ぱぱ
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