滝行の初体験
昨日は、元社員を含む会社のメンバー6人で、唐人町のもつ鍋屋「蒼生弥(たみや)」にて、先々月以来の飲み会を開きました。会社や個人の将来についての話題を中心に、話が展開しました。料理は、もつ鍋からお豆腐、ちゃんぽん玉、そして締めは雑炊と、毎度のことながらその美味しさに感動してしまいました。まさに、もつ鍋のフルコースといった表現がピッタリきます。また、大将の人柄が、一番の隠し味かもしれません。

その後は、インドから帰ってきた元同僚Qの家にかけつけ、元バイトKとともに近況報告をし合いました。ふたりとも今の生活を楽しみ、前向きに進んでいることを聞き、自分自身を省みることができました。語り合った後、約2時間の仮眠をはさみ、今回の目的である「滝行体験」のため、北九州に向けて出発しました。この「滝行体験」は、私が元同僚Qにお願いしたことから、快く参加させていただくことになりました。

1時間半かけて到着したのは、北九州市八幡西区にある畑観音です。高速道路の八幡I.Cから20分程度と近い割には、うっそうとした山の中にあります。道沿いの駐車場から、山道を登りながら歩くこと約10分、畑観音の本堂が見えてきました。道の途中には、いくつもの観音様があり、線香を備え、お参りを繰り返しました。そして、本堂の右手奥には、岩間から白い水が落ちる「滝」がありました。梅雨入りしたての雨で、水量は多く、少し混濁していました。
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滝行の導師やメンバーの方々に、元同僚Qの紹介で挨拶をさせていただきました。本堂脇の観音様に線香を備えると、本堂前にて全員で「般若心経」をあげました。初参加の私は、手を合わせて目をつむることに専念しました。その後、真っ白な作務衣のような「滝着」に着替え(もちろんパンツも履きません)、滝場へ移動しました。塩で体を清めた後、船漕ぎと呼ばれる準備運動をしました。

そして3人が終わり、自分の順番となりました。胸が高鳴ります。この緊張感は、結婚式と同じくらいです(やたらと硬くなる野球よりは、多少緊張がほぐれています)。入滝直前の気持ちは、ここへ来たことの後悔が多少混じります。元同僚Qに、悪霊を追い払うための九字を切ってもらった後、手前から水に入り、「六根清浄」と唱えながら、水を体にかけ身を清めます。滝に向かって一礼二拍手したら、いよいよ滝に入ります。
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右手右足、左手左足の順で、水の中に体を入れていき、「エイッ!」と気合を入れ、一気に体ごと飛び込みます。水の冷たさが体に凍み、全く想像以上の水圧が体を襲います。声が出せないどころか、息すらできません。苦しくて苦しくて「2分間なんて絶対無理だ」と思いました。それが、30秒ほど続いたでしょうか・・・。

今まで唸っていた轟音がスゥーと消えていきました。同時に、圧力から開放されたように、体がフワァーと軽くなっていきました。思い出したように、「六根清浄」と唱え始めました。元同僚Qが、となりで唱えてくれているお経とご真言が終わったことも分かりました。「もう出てもいいよ」という声も、しっかりと聞こえました。しかし、なぜかまだ出たくないのです。もう少し、この感覚を味わっていたいと思いました。

水から出た後、冷静になって思い返すと、まるで「水と同化」していたような感触を得ました。それは、とても気持ちが良く、水の圧力の中は自分にとってむしろ自然な感じさえしました。導師からは「水が合っているようだ」とのお言葉をいただきました。自分が感じていたことを、言い当てられ、少しドキリとしました。

滝行には、潜在能力の開発、自然治癒力の向上、精神力の向上、自分自身と向き合う、ダイエットなど、多くの効果があるようです。私の場合、主としてブログのネタのために、今回の滝行に参加した訳ですが、どうやらネタ以上にこれからも参加してしまいそうです。滝行を通じて、自分自身を再発見し、今以上に楽しい生活を送りたいと思います。最後に、今回の参加にあたって、元同僚Qおよび導師ほかメンバーの方々、ありがとうございました。感謝感謝。
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by sono3106 | 2005-06-11 23:59 | ┗━◇たび
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