生存競争はますます激化
今日は、熊本都市圏を対象にした2つの興味深い会議に参加することができました。
ひとつは、都市圏15市町村の首長が集まる研究会、もうひとつは、都市圏の公共交通網
の将来像を考えるシンポジウムです。

研究会では、今後における都市圏の将来像(将来ビジョン)を明確にし、産業や交通など
各分野において市町村間の連携を強めていくねらいがあります。
さらに近い将来、熊本市周辺を含んだ(市町村合併による)政令市への移行、さらに遠い
将来には、最近議論が進展している道州制(九州府となるのだろうか?)の州都を目指す、
そんな意気込みさえ垣間見えます。

各市町村の「強み」を持ち寄って増幅させ、「弱み」は消しあう、そのような連携により、
負け組にならない自治体経営を目指す意思があるように思われます。
国の法律や制度が激変する中で、地方は地方として国や制度をあてにしない自己経営が、
これからの生き残りにかけて必要不可欠になると感じます。

続いて、公共交通のシンポジウムでは、京大助教授による基調講演や、パネリストによる
ディスカッションが行われました。廃線となったJRを活用した日本発のLRT導入事例の紹介
やまちづくりと公共交通の関係について、学ぶべき点が多い実りある会議になりました。

例えば公共交通は「採算が採れることが原則」ではなく、「地域貢献することが原則」である
といったように、公共交通だけの単独事業の採算で判断するのではなく、本当に地域に貢献
しているかどうかで判断する重要性を学びました。

私の地元岐阜では、路面電車の廃線に伴って、賑わいの中心だった柳ヶ瀬も次第に元気が
なくなり、さらには駅前デパートの相次ぐ撤退など、斜陽都市のモデルになりつつあります。
今思えば、市電が抱えていた赤字の、実は何百倍も地元に経済効果をもたらしていた市電
だったのかもしれません。

これから真の意味での地域間生存競争が激しくなると予想されます。
何を強みにどうやって生き抜くのか、熊本や岐阜の将来を真剣に考えた一日になりました。
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by sono3106 | 2006-05-11 01:56 | ┗━◇たび
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