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2008年 みずがめ座の空模様。
(サイトからの転用です。ドキリとさせられることが多数ありました。)

2008年 みずがめ座の空模様。

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人がその個人の人生を幸福なものとして、満たす。
これが、今の時代、一般的に認められている
「善」
であり
「価値」
だろうと思います。
人を幸せにすると考えられているものが、
あたたかな家族や美しい恋人の愛情であり、
ゆたかな食べものや衣服、美しい装飾品であり、
安全な場所、健康、多くの友人等々
だと考えられています。

でも、ほんとう!にそうなのでしょうか。
2008年の水瓶座は
このような「幸せ」のステロタイプなイメージに
とても懐疑的なのではないかと思います。
なぜなら、
端から見たらとても大変な状況にあったり、
とても損な役割を引き受けたりしているのにもかかわらず、
その心は幸福感で満たされているはずだからです。

誰もが、できれば全ての時間を自分のために使いたいと考えます。
でも、一方で
誰かのために時間と労力を注ぎ込みながら
深い充実感を感じることがあります。
そんな充実感が
2008年の水瓶座を、満たしているように見えます。
2008年の貴方が自分のために時間を使えない、
ということではないのです。
というか、むしろ
貴方は貴方自身のために時間を使っているとしか
感じられないかもしれません。
でも、端から見れば
おそらく貴方は
貴方以外の誰か、貴方にとってとても大切な存在のために
時間と労力の大部分を
惜しげもなく注ぎ込んでいるように見えるに違いないのです。

何が損で、何が得か。
この感覚が2008年、水瓶座の中で大きく
ひっくり返るだろうと思います。
シャープな計算能力を有し、
客観的かつ公平であることを旨とし、
論理的で理性的であらんと欲する貴方ですから
2008年の自分が全く損得に疎くなってしまったことを
不安に感じるかもしれない、と思います。
それほど、貴方は誰かの犠牲になったり
誰かに献身したり、
そこまでいかなくとも、ある程度
誰かに力を貸すのです。
惜しみなく、無償で、
ただそれをすることの喜びのためだけに、
貴方の力が誰かの手に手渡されて
そこで生き生きと息を吹き返すのです。

かつて絶対に許せなかったものを
許せるようになるかもしれません。
自分に対して許可できなかったことを、
許可できるようになるかもしれません。
善悪の基準が大きく変わり、
今まで下らなく見えていたものが宝石のように輝き。
今までどうしても手放せなかったものを
手放すことができるようになるかもしれません。

このような「価値観の変化」は
大切な人たちとの、何らかの特徴的なやりとりからもたらされます。
遠い世界で起こっていることなら
簡単に論理で断罪できますが、
身内に起こることなら
軽々にいいとか悪いとか判断できないのです。
そして、どちらが寄り本質に近いか、というと
人間存在にとっては、おそらく、
後者の方なのです。
水瓶座は、常にものごとを広く高い視点に立って捉えようとします。
時に歴史的で
時に統計的です。
でも、2008年の水瓶座の視界は
マクロではなく、ミクロなのです。
でも、そこにこそ
重大不可欠な意味があります。
統計も、歴史も
生身の人間としての経験と価値観がなければ
何の意味をも持たない、単なる数字や文字の羅列にすぎません。
2008年の経験は、
水瓶座の世界に、新しい命を吹き込んでくれます。
かつて意味のない記号の羅列に過ぎなかったものが
2008年の経験を通して
新たな意味を持ったメッセージとして見えてくるはずです。


時期的なことを少し申しますと、
まず、年明け、
とてもあたたかい気持ちでスタートできそうです。
楽しいことやおもしろいことがたくさんあるでしょう。
2月は少し調子が悪いように感じられるかもしれません。
疲れが溜まっている人は
ここで一休みすることをお勧めします。
2月は一見、停滞しているのですが
水面下で大きな転機を迎えるときでもあります。
焦らず、冷静に、ゆったりと行動するとよい時期です。
3月から5月は仕事がとても忙しい時期です。
雑務に走り回らされる人も多いかもしれません。
雇用条件に問題があって、転職や異動を希望していた人は
この時期に状況を変えられるかもしれません。
5月から6月は、
パートナーシップに熱がこもります。
去年までに積み重ねてきたことの強度が問われるような
大事な時です。
本音でぶつかり合うことで、絆を強くすることができるでしょう。
10月は、重要なミッションがスタートする気配があります。
大役を拝命する可能性もありますが
前向きにチャレンジすることをお勧めします。
新しい扉を開くことができます。

愛情関係は、年明けから3月上旬、
とても情熱的な時期です。
2007年までのパートナーシップの構築の後、
お互いに「与えあえるもの」が
テーマとなっています。
特に、2008年は
「過去」
がキーワードです。
悲しい思い出や楽しい思い出、
お互いのバックグラウンド、出会う前のこと、等々、
まだ共有できていないことがあれば
それがカギとなって、関係が深まります。
さらに、お互いの欠点やどうしても不足している部分を
しっかり理解して、それを満たす方法を考える時、
どんどん絆が固くなっていくことでしょう。
都合のいいことや楽しいことだけでは
愛情は先に進むことはありません。
そういう「甘くて美味しいところ」だけを探している人には
2008年はつまらない年かもしれません。
格好つけている場合ではなく、
お互いに涙や傷を見せ合っていくことで
自立して相手と向き合う手だてが見えてきます。

2007年までの流れとくらべて、
2008年は柔らかな年と感じられるかもしれません。
このあと、2009年には「大勝負」がやってきます。
この「勝負」においては、おそらく
無償の好意を受け取らなければならない場面が多くなると思います。
そのための準備期間として
2008年の重厚かつ濃厚な人間的体験が用意されているのかもしれません。
by sono3106 | 2008-03-03 18:22 | ┗━◇ぱぱ
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